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便秘と痔

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便秘について

便秘には、病気や薬が原因で起こる便秘と、腸の働きそのものに原因がある便秘があります。
おなかの手術後や大腸がんで腸が狭くなると便が通りにくくなり便秘になります。
またパーキンソン氏病や糖尿病といった病気や、抗コリン薬、抗うつ剤などの薬を使うことで腸の働きが悪くなり、便秘になることがあります。
腸の働きに原因がある便秘の中には、過敏性腸症候群という病気の便秘タイプも含まれます。一般に腸の働きに原因がある便秘は3つのタイプがあります。

  • (a)弛緩性便秘

    大腸の動きが弱くなり便がスムーズに送られなくなった状態。
    いつもおなかが張っている、食欲が出ない肌が荒れるなどの症状が出ます。
    高齢者や運動不足の人に多く見られます。腹回りの筋力の低下、内臓下垂あるいは腸内細菌叢の悪化により腸の動きが弱くなったために起こります。
    ウォーキングなどをして筋力を増強しましょう。朝起きがけの1杯の水やおなかのマッサージによって腸の動きを促すのも効果があります。ビフィズス菌や乳酸菌、それらの餌であるオリゴ糖を食べることで腸内細菌叢を整えましょう。

  • (b)けいれん性便秘

    大腸の動きが活発になり過ぎて、一部がけいれんしたような状態になる。
    突然激しい腹痛や便意を感じたり、便秘と下痢を繰り返します。便はコロコロで排便後も残便感が残ります。
    ストレスが原因と考えられています。十分な睡眠はこのタイプの便秘には有効です。
    こんにゃくや水溶性食物繊維を多く含む海藻がお勧めです。逆に不溶性の食物繊維を多く含む根菜やきのこ、刺激性下剤は逆効果です。

  • (c)直腸性便秘

    便が直腸まで来ているのに、便意が起こらなくて排便できない状態。
    便意が起こらない、いきんでも便が出ない、便は太くてかたい、便が出てもすっきり感がないと訴えます。
    便を我慢することが多い人に見られます。便をしょっちゅう我慢することで、便意を脳に伝える神経が鈍ることによっておきます。また、骨盤底筋の過緊張により直腸から肛門への流れがうまくいかなくて便が出なくなることもあります。

    充分な水分補給と食物繊維をとることが必要です。
    酸化マグネシウムの内服も便を柔らかくするために効果があります。
    アマニ油ヤオリーブ油を摂るのもよいでしょう。
    排便時は「考える人」のポーズをとりましょう。前傾姿勢でかかとを上げるポーズです。
    直腸性の便秘は、痔の主要な原因であり、また、痔は直腸性便秘を引き起こす原因のひとつです。

    考える人のポーズ

痔について

痔は次の3つに分けられます。

  • ・直腸肛門部の血流が悪くなり血管が膨れ上がる。(痔核)
  • ・肛門上皮が裂ける。(裂肛)
  • ・細菌の感染により皮下に膿(うみ)が溜まる。(痔瘻(じろう)、肛門周囲膿瘍)
  • 痔の種類図解
  • (a)痔核(いわゆるイボ痔)

    痔核には内痔核と外痔核があります。

    @)内痔核は直腸と肛門の境界付近の血流うっ滞により、血管(静脈)が膨れ上がったものです。直腸と肛門の境界付近には、静脈の集まったところが3か所あり、この場所に内痔核はできます。

    A)外痔核は歯状線(直腸と肛門の境界)より出口側にできた痔核を言い、ほとんどは粘膜下の静脈叢にできた血栓です。痛みを伴います。ほとんどは、ステロイド軟こうと鎮痛剤による保存的治療で改善します。痛みの強い時は局所麻酔で血栓を除去することもあります。

  • (b)裂肛

    便秘や下痢により肛門管が過度に押し広げられると、肛門粘膜が裂け、出血や疼痛をきたすことがあります。この状態を急性裂肛と言います。
    急性裂肛が繰り返されると、肛門括約筋は過緊張となり、肛門管上皮に十分な血液が流れなくなり、肛門潰瘍が形成されます。やがて肛門括約筋は炎症で固くなり、肛門狭窄をきたすようになります。
    急性裂肛の状態では、局所麻酔剤やステロイド軟こうで治療しますが、肛門狭窄をきたしたような裂肛は手術が必要となります。

  • (c)痔瘻

    直腸と肛門管の境界は歯状線と言い、ここには肛門陰窩と呼ばれるくぼみがあります。このくぼみで細菌が増殖し、肛門腺に入り込むと、やがて肛門周囲に広がります。この状態を肛門周囲膿瘍と言います。さらに皮膚に膿の出口が形成され、肛門陰窩(1次口)と皮膚の出口(2次口)との間に瘻管ができた状態を痔瘻と呼びます。
    痔瘻の治療の原則は手術です。しかしながら、痔瘻の術後は再発が多いのも事実です(15〜30%)。最近は、Seaton法という古典的方法が見直されています。

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