本郷台駅近くのヒルサイドクリニック。胃内視鏡検査(胃カメラ)、ピロリ菌検査。
胃腸内科、肛門外科、内科、外科。横浜市栄区、港南区。

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便秘薬をうまく使いましょう

 市販の便秘薬は手軽に買えますが、服用には注意が必要です。

 市販薬に多いのが‡@アントラキノン系薬剤で、大黄・アロエ・センナなどの生薬あるいはその抽出エキスを主成分としています。初めて使ったときは、その効き目の素晴らしさに、多くの人が感激します。それより効き目が緩やかなのが、‡Aジフェニールメタン系で、主成分はピコスルファアトリウム。「○○ソフト」等の名前で売られています。病院では「水薬の便秘薬」として処方されるのがこの薬です。

 どちらも刺激性下剤で、化学的に腸粘膜を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を亢進させる働きがあります。ただ、‡@を長期間飲み続けると腸粘膜に色素が沈着し、黒くなります。また、腸を刺激するため、腹痛を起こすこともあります。また、習慣性に陥りやすく、腸がその刺激にだんだん慣れてしまうため、服用量も増えていきます。そのため、毎日服用するのは避けてください。長期間服用する場合は、病院で副作用の少ない塩類下剤(腸管内水分量そ増やして排便を促す)か膨張性下剤(便に水分を吸収させ量を増やして排便を促す)を処方してもらってください。

 日常生活で、肉類を減らし食物繊維の摂取を増やすなど食生活を改善しましょう。特に、パンやごはんを含む朝食をしっかり取りましょう。また、適度な運動を心がけましょう。

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